「恐竜王国ふくい」の三大恐竜(福井駅のモニュメントで解説)恐竜スポット
「恐竜王国ふくい」の三大恐竜
- フクイラプトル(Fukuiraptor)
- フクイサウルス(Fukuisaurus)
- フクイティタン(Fukuititan)
「恐竜王国ふくい」の成立ち
1982年 勝山市北谷の杉山川で、中生代白亜紀前期のワニ類化石が発見されました。1988年 予備調査を実施し肉食恐竜の歯などを発見しました。1989年〜1999年 恐竜化石調査により、恐竜をはじめとする多数の脊椎動物の歯、骨、足跡等の化石が発見されました。その数は、日本で発掘された恐竜化石の大部分を占め、さらに、恐竜の連続歩行の足跡化石や肉食恐竜の「かぎづめ」が完全な形で発見されるなど、質的にも非常に優れています。
出典:福井県立恐竜博物館(要約)
① フクイラプトル
フクイラプトルはアロサウルス類に属する肉食恐竜で、福井県勝山市で発見されました。大腿骨から全長4.2mと推定されています。前肢や後肢の骨がほぼ完全にそろっており、肉食恐竜としては日本で初めて復元された全身骨格により、フクイラプトルと命名されました。
② フクイサウルス
フクイサウルスはイグアノドン類に属する草食恐竜で、福井県勝山市で発見されました。比較的保存状態の良い頭骨をもとに、2003年に新しい種類の恐竜として命名されました。発見された多数の骨により復元された全身骨格ににより、全長は4.7mであると推定されています。
③ フクイティタン
フクイティタンは2007年に福井県勝山市で行われた第三次発掘調査の準備作業中に発見されました。2010年の論文により、日本で最初に学名が付けられた竜脚類となりました。中手骨が長く橈骨の約48%で、坐骨の先端がやや広がっていることから、他の竜脚類とは異なる特徴があります。
地 図
_「フクイサウルス」「フクイラプトル」「フクイティタン」は福井県勝山市で発見された「福井の三大恐竜」です。
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