スポット4(弁天橋右岸側のフクイラプトル)穴場
「恐竜王国ふくい」といえば「福井駅西口の恐竜」と「福井県立恐竜博物館」ですが、福井には街中に恐竜と会えるスポットが数多くあります。そのうち福井県勝山市の7つの恐竜(モニュメント)を紹介していこうと思います。まず、福井が恐竜王国と言われるようになったヒストリーを次に示します。
恐竜王国ふくい
1982年 勝山市北谷の杉山川で、中生代白亜紀前期のワニ類化石が発見されました。1988年 予備調査を実施し肉食恐竜の歯などを発見しました。1989年〜1999年 恐竜化石調査により、恐竜をはじめとする多数の脊椎動物の歯、骨、足跡等の化石が発見されました。その数は、日本で発掘された恐竜化石の大部分を占め、さらに、恐竜の連続歩行の足跡化石や肉食恐竜の「かぎづめ」が完全な形で発見されるなど、質的にも非常に優れています。
出典:福井県立恐竜博物館(要約)
福井の三大恐竜
- フクイラプトル(Fukuiraptor)←紹介する恐竜
- フクイサウルス(Fukuisaurus)
- フクイティタン(Fukuititan)
恐竜モニュメント ④
恐竜に会えるスポット7選、4番目は弁天緑地入口付近の「フクイラプトル」です。「えちぜん鉄道 勝山駅」から、九頭竜川の橋を渡る(右岸)と、左側に「フクイラプトル」が見えてきます。堤防(信号なし)を左折し河川敷内の弁天緑地駐車場へ車を止めましょう。
フクイラプトル(弁天橋右岸側)
「フクイラプトル」の学名は「フクイラプトル・キタダニエンシス(Fukuiraptor kitadaniensis)」です。アロサウルス上科に属すると考えられる肉食恐竜です。前あしの大きなかぎ爪や走行に適した長い後あしが特徴的な進化した恐竜です。発掘された「フクイラプトル」は、全長4.2m、推定体重は約175kgです。
現在(2019/5/11)は、「フクイラプトル」の前の道路は工事中です。バリメードが設置されていて、車の通行を気にせず「フクイラプトル」を鑑賞できます。また、隣接した場所では、何らかの工事が行われており、もし恐竜関連の施設なら嬉しいですね。最後に「フクイラプトル」は、福井の恐竜のなかで一番人気だと思います。
地 図
「えちぜん鉄道 勝山駅前」から橋を渡り「フクイラプトル」へお散歩しても良いと思います。歩道が広いので ゆっくり九頭竜川の景観を楽しめます。
最近のコメント