都道府県幸福度ランキング1位の福井県

都道府県幸福度ランキング1位の福井県

福井で生活している者にとって、幸福という実感がないのですが、統計では3回連続1位のようです。福井県民の若者にとっての憧れはやはり東京都です。統計でも2位になっていますね。また、福井県・石川県・富山県の北陸3県が上位を占めているのはなぜでしょうか。富山県は工業都市、石川県は商業都市、福井県は自然都市?で一言で言うと田舎で自然しかありません。幸福度は自然に関係があるのでしょうか。

出典:福井県HP

分野別指標では、仕事・生活・教育が上位に入っているので日常生活の中心は押さえていますね。しかし、福井には遊園地等の若者が遊ぶ場所がないので、関西方向ならUSJ・東海方面ならナガスパへ行くようです。遊ぶ場所がないので、仕方なく勉強して学力も上位になるのかもしれません。

福井は自動車がないと大変不便な地域です。自動車は1人1台が普通で、農家の家庭では軽トラを含めて5台持ちも見かけます。また、実家の近くでは、自宅を増築する方が多く、屋敷を守る風土が根付いているようです。それが原因で建設業や電気業が多いのだと思います。

学校教育では、小学校の宿題は学校へ持っていく前に、親がチェックしてサインをしなければいけません。間違えていれば親も教えますし、子どもの学力も把握できます。このような取組みが全国学力上位を継続している理由でしょう。

生活では、山・海・田が近いので食文化は豊かです。家庭菜園・山菜採り・釣りを楽しんでいる方が多く、特に(私の好きな)お刺身は新鮮で美味しいです。食材が新鮮なので簡単な料理が多く、手の込んだ料理はありません。今の季節なら「越前ガニ」をゆでるだけ、そば粉と大根汁で作る「おろしそば」等でとてもシンプルです。自然が身近にある、それが贅沢であり幸福なのかもしれません。

ABOUTこの記事をかいた人

電気屋さんの家に生まれ、パソコン27台を買い替え、電気自動車・ガジェットなど電気製品に興味を引かれる福井県民。また、資格マニアで、第1種電気施工管理技術者・ドローン検定1級・アマ無線2級などをもつエンジニア。