電気自動車のランニングコストは節税になります

電気自動車はガソリン税がありません(当たり前ですが)

電気自動車の利点の一つにランニングコストが安いことが挙げられます。ガソリン車ばガソリンを入れますが、電気自動車はバッテリーに充電します。自動車を走らせるエネルギーが、ガソリンか電気かで税金が大きく違います。

ガソリンに含まれる税金

  • ガソリン税 _ 28.7 円/リットル
  • ガソリン税(暫定税率)_25.1 円/リットル
  • 石油石炭税_2.8 円/リットル
  • 消費税_8%

電気(石油火力)に含まれる税金

  • 電気税_5%/電気料金
  • 石油石炭税_2.8円/リットル
  • 消費税_8 %

税金の比率

ガソリンの単位はリットル、電気の単位はワットアワーなので、含まれるる税金の比率を比較するため、石油石炭税と消費税は除くことにします。※ 石油 1リットル当たりの発電量が不明なため。

【ガソリンの場合】ガソリン単価が 140円/リットル(石油石炭税・消費税除く)とすると

  • ガソリン本体 86.2 円
  • ガソリン税 28.7 円
  • ガソリン税(暫定税率)25.1 円

税金の比率=(28.7 +25.1)÷140 = 38.4 %

【電気の場合】電気は電気税 5 % (石油石炭税・消費税除く)だけなので

税金の比率= 5 %

まとめ

  • ガソリンの税金の比率 38.4 %
  • 電気の税金の比率 5 %

電気の税金はガソリンの税金の1/7以下である。ガソリンは自動車特定利用、電気は生活の必需品という税制のためと推定する。生活必需品の電気で自動車を使用することで節税になる。

電気自動車(日産e-nv200)のドライブで使い勝手を評価する

2019.01.06

ABOUTこの記事をかいた人

電気屋さんの家に生まれ、パソコン27台を買い替え、電気自動車・ガジェットなど電気製品に興味を引かれる福井県民。また、資格マニアで、第1種電気施工管理技術者・ドローン検定1級・アマ無線2級などをもつエンジニア。