電気自動車(日産リーフ・e-nv200)の充電率は80%が適切
電気自動車(日産リーフ・e-nv200)の急速充電は、日産ディーラーに集中します。その理由は、一般道で充電する場合、日産ディーラーの急速充電器の充電容量が、マーケットやコンビニより大きいためです。日産ディーラー急速充電器の設定は、充電時間30分と充電率80%が主流ですが、私の経験では充電時間30分の急速充電器が殆どです。
北陸地方は、これから大変寒い季節に入り、朝夕は10℃を切ってきます。リチウムイオン蓄電池は、25℃で使用するのが効率が良いとされていますが、バッテリーがキンキンに冷えきっていると性能が発揮できません。走行時はどんどんバッテリー残量が減っていくし、それより苦労するのが充電のときです。感覚ですが充電電流も20%程度減り、全く入っていきません。30分充電しても80%充電できないこともあります。
この環境の中で充電率95%になっても、御構い無しで充電している日産ディーラー従業員やオーナーがいます。充電率が80%以上になると、充電電流が20A未満になり、中々充電されませんし、時間を浪費しているだけです。況してや充電待ちをしているオーナーにも迷惑をかけています。充電率は80%を目安にしましょう。
日産リーフ・e-nv200には、80%充電設定ができますのでご紹介します。
電気自動車80%充電設定
メニューの中の「設定」をタッチする。

ロングライフ充電(80%充電)をタッチする。

ロングライフ充電(80%)がONになる。

ロングライフ充電を簡単に説明します。リチウムイオン蓄電池は、充電サイクルと時間経過で劣化します。それに加えてバッテリーの寿命に大きく影響するのが、満充電で長期間 保管することです。バッテリーを長持ち(劣化防止)させるために、ロングライフ充電(80%)があるのです。私の観察では、満充電一晩でも劣化が進むようです。旅行などで満充電にした場合は、直ぐ走行して放電した方が良いようです。
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