養浩館庭園(福井市)は早朝の散歩がオススメ(早朝入園無料)

「養浩館庭園」は、かつての福井藩主「松平家」の別邸で、1600年代 江戸時代初期から中期にかけて造られました。福井城下の飲料水として流れる「芝原上水」を引き込んで池を造り、御泉水屋敷【水の庭】になったと考えられています。1823年に作成された「御泉水指図」景石や石橋、空間構成などが合致することから、当時と庭園と変わりないことがうかがえます。※ 現在は地下水により水を供給しています。
養浩館庭園
「養浩館庭園」の今季の開園時間は、9:00から17:00ですが、早朝(5:30〜8:45)は入園無料(庭のみ)になっています。朝のお散歩に最適です。私が散策したときは、私を含めて3人しかおらず、ゆっくり庭園を歩くことが出来ました。
養浩館庭園




【清廉】池の岬に建てられた総欅づくりの小亭で、休憩や庭園鑑賞に用いられたのでしょう。


【屋敷】御座の間・御月見の間・櫛形の御間などがあります。




【つくばい】外径約90cmの笏谷石製のつくばいです。つくばいの底には元より穴が空いており、当時から水が湧き出ていたと考えられていまのす。つくばいの苔が歴史を感じさせます。




「養浩館庭園」は日本庭園としてはめずらしく池に中島を配置せず、のびやかな水面の広さが約2,300㎡もあります。約1.7mの深さの池は、岬や入江を複雑に入り組ませ、変化に富んだ景色を加えつつ建物につながっています。「養浩館庭園」【水の庭】をお楽しみくださいませ。
出典:養浩館庭園パンフレット(要約)
【注意】庭園内は石段が多く「歩きスマホは厳禁」です。私はコケました。(スマホ損傷)
地 図
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